死ぬことと見つけたり
最初に紹介した本の続編で㈱バイオテックから貸していただいた本です。
1話完結型のお話が10話程ありましてとても読みやすいです。登場人物達が出世したり成長したりして物語はすすんでいきますが、一貫してるものは主人公の生きていても死人のような感性を忘れないことでしょうか。
九州の武士道として毎朝起きたら布団の中で死ぬ訓練をイメージするというものがあります。いざ戦の場面でも毎朝臨場感溢れる死を妄想している武士ならいざ合戦の場で死を厭わずに勇敢に戦うことができますし、毎日訓練してるため死に対する恐怖も消えていきます。
現代ではなかなか難しいですが武士の鍛錬は凄まじいものがありますね。
冒頭でちらっと紹介した㈱バイオテックですが、なかなかネット上にも上がらないためいずれしたいなと思ってます。